弊社の特許工法でSTセグメントや、到達マシン部の二次覆工に適用されている。
プレミクスモルタル(高性能ポリマーモルタル;短繊維入)を使用する為、安定した材料共給が出来ます。
軽量、無収縮、付着性能、成形性に優れています。
型枠を使用しない手詰め作業のため未充填や表面のバラツキが発生しません。
また、表層剥落防止材としてARICEグラスファイバーネットを伏せ込むことにより、
安全性が高まります。
施工人数に比例し1日の施工量を増やすことができ工期短縮することが可能です。
吹き付け工法に比べ機械器具の整備に時間を要せず、材料ロスも低減出来ます。

1.セグメントの清掃・ケレン

セグメント表面の油脂・錆をワイヤーブラシやコンプレッサー等で清掃する。

2.防錆プライマー(富士川の樹脂モル)塗布

混練りした材料を均一にリシンガン又は刷毛等で吹付及び、塗布する。

3.無収縮モルタル(LCCモルタル T-150)吹付充填①

セグメントの主桁高さ分を複数回に分割して吹付充填する。

4.目地板取付

標準1.0リング毎に、高さ出し用(塗厚確認、湯初目地を目的に)目地板を円周方向に取り付ける。

5.無収縮モルタル(LCCモルタル T-150)吹付充填②

内径部覆工の下塗りとして適当な回数に分割し吹付充填して、コテで平滑に均す。

6.ポリマーセメントモルタル(LCCモルタル TD-180PN)下塗り

金ゴテで下地に擦りつけるようにして均一に塗り付ける。

7.表層クラック防止材設置(アリス・グラスファイバーネット)

鋼材に拘束されていないモルタル材の表層クラック防止を目的に、耐アルカリガラス性ガラス繊維(アリス・グラスファイバーネット)を下塗り材が硬化する前に金コテ等で圧着させる。

8.ポリマーセメントモルタル(LCCモルタル TD-180PN)上塗り

耐アルカリ性ガラス繊維の収まりを確認後、仕上げ層(t=2~3mm程度)を金ゴテで平滑に仕上げる。

9.塗膜防水材専用プライマー(EM混和液)塗布

上記の上塗り養生乾燥後、ローラー・刷毛等で均一に塗布する。

10.塗膜防水材(エポミックス7000)塗布

EM混和液塗布後、1時間以上養生時間をおいてから、金コテ等で均一に塗布する。

11.弾性エポキシ樹脂目地材(PM700LMG)充填

既設の目地材を防水材塗布後撤去し、コーキングガンにて目地材を充填しヘラで均し、均一に仕上げる。